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Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)は勝てない?検証レビュー

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勝率95.7%、年間1億3800万円を、誰もが狙うことができる最強の稼ぎ方…、今回もクロス節炸裂の「フェニックストレンドFX」ですが、前置き無しにとりあえず中身をみていきましょう。

 

Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)の作者はこんな人

フェニックストレンドFXの作者は脇田輝明氏。

大学を中退後、中古車屋、飲食店などいくつかの経営を行い、自由な時間があって無くてはならない仕事をしたいという思いが強くなっていったそうです。

さらに、日本を牽引する存在になりたいという思いまで芽生え、創業間もない企業や起業したい個人に対して、資金を供給する「エンジェル投資家」になろうと思い始めます。

しかしながら、知人から事業を立ち上げるので出資してほしいという話があり、快く1,000万円も出資したものの、なんとそのまま飛ばれてしまうのです。

この苦い経験により、資産形成の在り方を再び見直すこととなり、最終的にFXに行きついて勉強するようになります。

その後、トレンドを狙った順張りトレードを行い、2013年の「アベノミクス」、2014年の「黒田バズーカ」、2016年の「イギリスのEU離脱」といった、相場の大変動で利益を獲得するほどに。

圧倒的な稼ぎ方から「百発百中の脇田」と呼ばれ、脇田氏のFXトレードのノウハウを学びたいという人達に講師を務めるまでになったそう。

順風満帆に思えたある日、教え子の一人が利益に目がくらみ、一度のトレードで2000万円もの資金を一気に溶かしてしまうという悲劇が起こります。

教え子自身の問題の気もしますが…脇田氏は自身の教えたことに見直すべきところはなかったのかと責任を感じ、講師をやめ仲間との連絡も絶ち、「誰もが再現できる永久不滅のFX成功法則」と呼べる、再現性と利益を追求したトレンドフォローの集大成手法を完成させたのだそうです。

知人にあっさり1,000万出資して騙されてしまったことも、大学中退で企業した挙句そんなにお金があったことも驚きです。

教え子の大失敗を元に今回のプロジェクトを完成させたようですが、本当に誰もが再現できる永久不滅のFX成功法則なんてあるのでしょうか?

 

Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)の紹介

フェニックストレンドFXは勝率95.7%。理論上、100回トレードしたとして、95回は勝つ計算となるというのですが…

Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)のスペック

手法 : エリオット波動×グランビルの法則を組み込んだトレンドフォロー
ツール : パーフェクトE×Gサイン、マルチタイムE×Gチェッカー、マネジメントE×Gツール
価格 : 49,800円(税抜)

Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)の特徴・ロジック

フェニックストレンドFXのロジックは、エリオット波動論とグランビルの法則を掛け合わせたものがベースとなっています。

どちらも100年以上相場を支配し続けてきた本格的な理論であり、今でもプロトレーダー達に愛され莫大な利益を生み出し続けているもの。

約100年も理論が機能し続けているということは、相場の本質であり、普遍的な理論という証拠。
そんなエリオット波動論とグランビルの法則の全てをシステムに落とし込んだのが本商材となります。

とくにエリオット波動論がベースになっていて、エリオット波動の考え方から必ず現れる5波を狙っていくロジックです。

 

エリオット波動論とは、相場は5つの上昇波と3つの下降波で1つの周期を形成するという考え方で、下の図のように上下を交互に繰り返すという特徴があり、5つの上昇波を推進5波と呼び、3つの下降波を調整3波と呼びます。

 

全ての相場は例外なくエリオット波動論の通りにチャートが動き、そしてその中でも「第3波」と呼ばれる波動は最も伸びるとされていていました。

そして、この第3波は一番伸びるということが分かっているので、これを捕らえることこそがFXで勝つための定石でした。

ですが、脇田氏はそれこそがFXの落とし穴だと言うのです。

第3波はFXがギャンブルだと言われてしまう所以の破滅のトレンドなのだそう。

そして、第3波、第4波の後に現れる第5波こそが利益につながる投資用のトレンドであり、3波がどんな長さになろうと必ず言えることは、その後に4波で一旦下がり、5波が発生するということ。

理論上5波は確実性の高いトレンドになるということですが、ここでエリオット波動論には、誰もが同じように波をカウントすることができないという問題点があります。

これが、エリオット波動論の厄介なところで、チャートの波はどうとでもカウントできてしまうという特徴もあるんですね。

エリオット波動論は自由度が高い分、自分でルール化しなければいけないので全員が百発百中のトレンドを捉えるのに共通のルールを設ける必要があります。

そのルール決めのために組み合わせるもう一つの理論であり、エリオット波動論のカウントをいとも簡単に再現してしまう方法、それが「グランビルの法則」でした。

 

 

グランビルの法則とは、米国のジョセフ・グランビルというアナリストが編み出した投資手法。価格と移動平均線からエントリーのタイミングを見極めようとする8つのチャートパターンで構成されています。

グランビルの法則の8つのパターンとは、下図のように、上昇中ならここ、下落中ならここ、というポイントを具体的に教えくれる法則です。

 

エリオット波動論は、相場の価格サイクルを捉える大きな流れを捉えることに特化しているのに対し、グランビルの法則は移動平均線という一つの指標を使って具体的なエントリーポイントを見つけるのが得意。

この二つを組み合わせることで、誰がトレードしても再現性を高めることが可能したのがフェニックストレンドFXです。

ちなみに、難しい理論が組み込まれているからといって、フェニックストレンドFXは中級者や上級者向けではありません。

3つのツールを使って、安心安全にトレードしていくので、知識も経験もスキルも不要でFX初心者でも完全再現できます。

また、マルチタイム時間足の監視をしてくれるツールも付属されていて、基本的に時間足を選びません。特定の時間足に縛られず、あらゆる時間足でトレードチャンスがあります。

 

ツールの特徴など

フェニックストレンドFXには3つのツールがあります。

一つ目はパーフェクトE×Gサイン

エリオット波動論「E」×グランビルの法則「G」を掛け合わせ、「第5波」を1秒で判断できるサインツールです。

パーフェクトE×Gサインに搭載している性能は3波の終焉を知らせてくれる準備サインと
5波の初動を捉える本サインで構成されています。

メールやアラートで知らせてくれる機能もあるので、トレンドサインを逃すことはありません。

二つ目はマルチタイムE×Gチェッカー

フェニックストレンドFXでは、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足の短時間足から、デイトレ、スイング用の長期足まで幅広く対応しています。

この全てを自動で監視し、チャンスを知らせてくれます。自分のトレードスタイルに合わせてどんな時間足でもトレードすることができるのもフェニックストレンドFXの特徴の一つ。

三つ目はマネジメントE×Gツール

自分の資金に合わせて自動でロットを調整し、資金を守ってくれるツールです。口座に用意している資金に合わせて設定を入れ、ボタンを押すだけというシンプルな設定で、あとはほったらかしでOK。

計算が苦手な人でも、自動でロット計算をしてくれるので、このツールを使えばプロトレーダーレベルでお金の運用ができるのだそう。

 

Phoenix Trend FX(フェニックストレンドFX)を検証すると?

エリオット波動論とグランビルの法則を組み込んだサインツールということで画期的な感じがしますが、まずは動画やマニュアルでしっかりそれらを学び、ツールの使い方を習得することが大前提となります。

トレンドラインは手動で引く必要がありますし、エリオット波動の波を捉えるのも手動です。トレンド方向を捉えながら、サインの取捨選択をしてエントリーしなければならないので、だいぶ自分で判断をする場面は多いです。

博打的要素のある第3派を狙うよりも第5派にフォーカスするというロジックは、確かに面白いと思います。

ですが実際は、第5派にこだわりすぎず、トレンド発生時にサインが出ていればエントリーしたほうが勝率は上がる印象でした。

エリオット波動理論とグランビルの法則が元となった手法を学べて、そこにどのように裁量を加えていくかを身に付けられる内容になっていると思います。

FXまったくの初心者がいきなり完全再現できるとは言えませんが、やり方自体は優位性はありますので地道に自分のスキルを磨くための教材として悪くないと思います。

 

こんな方におすすめ

  • エリオット波動理論とグランビルの法則が元となった手法を学べる
  • 色んな時間足に対応できる

こんなところがいまいち

  • ロジックを理解した上で裁量を加える必要がある

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